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2009.05.12 Tuesday
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チューブ入りタイヤのパンク修理法
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チューブが入っている原付タイヤのパンク修理について解説してみましょう。
チューブ入りの原付車種は、今では随分少なくなりましたね。
ホイールが錆びていたり、歪んでいたりする場合、チューブレスホイールであってもチューブを入れるケースもあります。
チューブの場合は、基本的にはホイールを取ることです。
まず、空気注入口のネジ部分が見えるでしょうか?
サスの部分で止まった状態の、ボルトを外します。
トルクがかかっていますので、レンチを使った方が簡単です。
ボルトが取れましたら、今度はシャフトを抜きましょう。
硬い場合は、プラスチックハンマーを使うのがいいですね。
それから、タイヤの空気を抜いて、ビートを落とし、片方だけホイールから外します。
次に空気注入口のネジを取って、チューブを取る準備をし、チューブを引っ張り出し、完全に取り出してください。
そして、チューブに空気を入れ、穴を探します。
コンプレッサーを用いてスマートにやっていきたい作業ですね。
穴を確認次第、穴の付近をしっかりペーパーをかけ、油分や汚れを落とします。
次にのりをしっかり塗り、乾かしてください。
乾かしているは、刺さっているものを探し、あれば抜いておいてくださいね。
さて、およそ10分ぐらい乾かすと、今度は補修パッチを張りましょう。
ゴシゴシしごき、しっかりなじませてください。
そして、透明フィルムを剥がして、再度空気を入れ、確かめます。
最後にタイヤに空気を入れ、外したように組み付けたらパンク修理完成です。
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2009.04.02 Thursday
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チューブレスタイヤのパンク修理法
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原付のチューブレスタイヤのパンク修理について説明してみましょう。
現在の原付のタイヤとは、このチューブレスタイヤが主流です。
なので、この方法を会得しておけば、パンクなど全く怖くありません。
ガソリンスタンドでも簡単にできる修理ですので、万が一出先で起こっても、全く心配は要らないでしょう。
まず、チューブレスの空気注入口を確認しましょう。
チューブタイプのものにチューブレス用のパンク修理を行ってしまうと、パンクが直らないのみならず、チューブそのものをダメにしてしまいます。
正直言ってガソリンスタンド店員はさほどあてにならないと言っていいので、あまり信用しないようにしましょう。
自分でよく確認しよう!ということですね。
まず、刺さっているものを確認して、すぐには抜かず、空気を入れてください。
また、洗剤などを塗布すると泡が出てくるのを確認できます。
これでパンク箇所を特定するわけです。
同様の方法でほかにもパンク箇所がないか確認しましょう。
そして、ニッパーなどを使用して、刺さっている物を抜きます。
この際、刺さっている方向を記憶しておきましょう。
その後、パンク修理セットに付属している、棒状のものに糊を塗ります。
そしてそれを刺さっている方向に刺し、穴を広げてください。
修理用生ゴムにのりをつけ、工具にセットし、刺さっていた方向へ生ゴムを押し付けるように一気にグッと差し込みます。
そして、最後まで突き刺し、引き抜きます。
はぎれをカッターなどを用いて切り取れば完了となります。
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2009.02.26 Thursday
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タイヤのパンク状況を確かめよう
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原付のタイヤがパンクを起こしたと思った場合、タイヤの状況をしっかりと確かめる必要があります。
具体的に言うと、パンクしたタイヤが、チューブか、あるいはチューブレスなのかを確かめなくてはいけません。
それにより修理方法が代わってきます。
チューブとチューブレスの違いはといいますと、文字通りチューブが入っているかそうでないかの違いだけです。
あと、単純にタイヤに記載されている表示を鵜呑みにしてはダメです。
というのもチューブレスのタイヤにでもチューブを入れることはあるからです。
では、確実な確認方法というものはあるのでしょうか。
チューブタイプのものにチューブレス用のパンク修理をしてもパンクがいつまで経っても直りません。
確実にどちらかを見極める方法としては、エアーの入れ口の形で判断しましょう。
チューブレスはというとタイヤも然ることながら、チューブレス仕様のホイールです。
空気の取り入れ口についてはゴムの一体系で出来ています。
チューブタイプはチューブに空気取り入れ口が付いているんです。
ホイールの側からネジで止まっているものが大半です。
ただ、この見極め方も決して完全というわけではありません。
一番手っ取り早い方法は、タイヤをめくってみるのが最も確実な方法です。
原付のパンク修理に取り掛かる前には、しっかりパンクの状況を確認することを忘れないでくださいね。
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2009.01.29 Thursday
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原付のタイヤのパンク修理に必要な工具
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原付のタイヤがパンクした際、自分で修理をするには、どんな工具が必要なのでしょう。
実はパンク修理は単純なものに見えて最も工具が必要な面倒くさい修理なんです。
まず、タイヤレバー2本です。
これはタイヤレバーでなくてもバールでもよいです。
次に市販のパンク修理セットです。
ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
あとはコンプレッサー、インパクトレンチなどですね。
コンプレッサーとは何かというと、空気を圧縮するもので、工場など様々な場面で使われています。
また、インパクトレンチとは、打撃力を活用してネジ締めを行う工具です。
ナットやボルトを回すとき、手で回すよりも楽に大きなトルクをかけることができるのです。
このインパクトレンチはエアーでも電動でもどちらのものでも構いません。
勿論、このほかにもスパナ・ドライバーだとかレンチセットなど基本的な工具が必要となります。
このような工具が必要となってくるわけですが、普段修理をしたりしない方には初めて耳にする工具もあるでしょう。
当然、あらかじめ持っているわけもない工具なんですが、実際自分でやる場合には絶対に必要な工具です。
たかがパンク修理ですが、さきほども言った通り、様々な工具が必要で手間がかかる修理になります。
なので実際、工具を揃えるのが面倒だったり、修理に自信がないという人は素直にバイク屋さんに持っていって、修理してもらうのが一番手っ取り早いかもしれません。
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2009.01.13 Tuesday
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原付のガソリンが漏れている際の対処
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バイクとは原付も含めて倒れやすいですが、原付が倒れた際に、ガソリンが漏れてしまう事も当たり前に起こります。
この場合は、漏れると言うよりも、こぼれるという表現のほうがしっくりきますね。
倒れたときに、キャブからガソリンが漏れてしまうのは、故障ではなくて元々そういう構造というわけなのです。
キャブの構造を話すとなると長くなってしまうので省略しますが、いわゆるオーバーフローという、キャブに容量を越えたガソリンが流れた場合などに、余計なガソリンを排出するようになっているわけですね。
そして、強風で倒れてしまったときや、普通にこけてしまったときにキャブからガソリンが漏れます。
でも、それはそういうものなので心配いりません。
もし万が一、立てた状態であってもまだ漏れて来るようでしたら、フロート(油面を調節する部品のことですね)の引っ掛かりが考えられるます。
なので、その場合はドライバーの柄などを使ってキャブ本体をコンコンと叩いてみてください。
これでも回復しない!そんな場合には、キャブの分解点検・修理が必要で。
キャブ以外、例を挙げればタンクからだとか、ホースからだとか、キャブのドレン以外からガソリン漏れを起こしている場合は、漏れている点が破損している可能性が考えられます。
なので、その場合は要チェックです。
そんな時にはバイク屋さんに持っていって修理してもらいましょう。
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2008.12.15 Monday
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原付のエンジンがうるさいと感じた時は
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原付バイクのエンジン音がなんだかうるさい!そんな状態になったことはないですか?
そんなときにまず真っ先に疑うのはマフラーです。
当然、意図的に大きな音を発するマフラー、チャンバーに交換しているというのなら、それはそれでいいのですけどね。
でも、こちらは何もしてないのに何故か知らないけどうるさい、静かになるようにしたい!
そんなときはどうすればよいのでしょうか?
と、その前に、エンジン音がうるさくなる原因というのはどういったものがあるのかについて触れてみます。
タイヤ交換やキャブのメンテの為にマフラーを取り外し、付け直したり、段差などにバイクの下回りを衝突させたときに、マフラーの根元に隙間ができ、爆音がするようになってしまうのです。
エンジンとマフラーの接続部分には、ガスケットと呼ばれる隙間を埋める部品があります。
それがずれてしまったりすると、排気音が大きくなってしまうわけですね。
また、エキパイが錆びてしまい、穴が開いたりした場合にもやはり排気音がうるさくなってしまいます。
これらは上記のバッフルを介さずに、直接的に排気ガスと爆発音が外にもれてしまうせいなのです。
ということで、これらを踏まえた上で対策としては次の2つが挙げられます。
・ガスケットをしっかりと取り付ける。
・マフラーに損傷がないかを確認して、損傷があった場合は修理あるいは交換をする。
原付のエンジンがうるさく感じた場合、このような修理・処置を行っていきましょう。
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2008.12.02 Tuesday
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原付のヘッドライトがつかない
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原付で走行中にヘッドライトがつかなくなってしまった場合。
何故つかなくなったかというと、まずバルブ切れが一番に考えられます。
特に、ロービームのみがつかないとか、ハイビームのみがつかないと場合は、100%バルブ切れですね。
ローかハイのどちらかがついていればいいような気もしますけど、ロービームが切れてしまい、常にハイビームという状況だと対向車にも迷惑なので、速やかに修理交換してしまいましょう。
ウインカーの電球交換と同じで、スクーターの場合は、車種により、ヘッドライト単体では外せませんので、ハンドル部分のカバーごと外してしまいます。
まず、原付の左右のミラーを外し、メーター側にあるネジを外しましょう。
ネジを全て外したら、今度はカバーを外します。
カバーはツメで固定されており、外す際、少し固いかもしれません。
丁寧に外さないとツメが折れ、元に戻す際にちゃんとはまらなくなる場合があります。
カバーが外れると、あとは簡単です。
ヘッドライトの裏側よりソケットを抜き、バルブ自体を取り出しましょう。
フィラメントが切れていることを確認し、切れていれば迷わず交換です。
バイクによっては電球のボルト数やワット数が違うので、全く同じのものを買ってきましょう。
バイク屋よりも、バイク用品店の方が安価でかつ品揃えがいいと思います。
ヘッドライトの電球とは一般的な電球とは異なり、一つの電球内に二つのフィラメントがあります。
なので、間違ってもトイレの電球や玄関で代用しないでくださいね。
新しいヘッドライト球を買ったら、ソケットに差し込んでみます。
このとき、カバーを組み立てず、一度キーを回してみて、ハイビームとロービームの両方ともがつくか確認します。
両方つくのを確認し次第、元通りに組み立て直して修理完了です。
万が一、電球を交換したのにハイビームとロービームのどちらかがつかない場合は接触不良と思われます。
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2008.11.21 Friday
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原付のホーンの交換をする場合
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みなさんは原付のホーンってどれくらい使いますか?
私は正直なところ一ヶ月に一回使うか使わないかって感じです。
よほど危ない運転をする車に遭遇したときとか、あとは知り合いなどを見かけたときくらいでしょうかね。
ちなみにホーンが正常に鳴らないと、違反で切符を切られることもあります。
なので、ホーンが鳴らない場合は一応鳴るようにして修理しておかないとダメなわけです。
ホーンが鳴らない場合は、ホーンを交換してしまうのが一番てっ取り早いです。
バッテリーが弱ってホーンの音が弱い場合は、バッテリーの充電あるいは交換が必要です。
ホーン自体は、交換するときは純正品が一番いいでしょう。
なので、バイク屋で部品を注文するのがいいです。
ライトとかウインカーなどの交換よりは簡単です。
なので、それらが普通にできる方なら説明は不要でしょう。
でも、そうでない方のために説明をしておきます。
まずは、バイク屋で自分の原付の車種に合う純正ホーンを注文します。
部品が届き次第、スクーターの場合は、フロントカウルのボルト、ネジを外して、フロントカウルを外してください。
かなり目立ちますので、すぐにホーンがどれかはわかります。
ドライバーやスパナで簡単に外せるので、簡単に交換できると思います。
カウルを取り付ける前には、キーを回し、ホーンが正常に鳴るかを確認します。
無事鳴ったら、カウルを取り付け、修理完了!
驚くほど簡単なんです。
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2008.11.12 Wednesday
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初心者でも原付の点検・修理を自分でする
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原付の点検や修理をする場合、バイク屋に持ち込めば楽ですが、自分で出来るところは節約の為にも、なるべく自分でやりたいですよね。
では、原付の扱いに関して素人であっても修理や交換が可能な箇所はなにかあるでしょうか。
まあ、何が出来るかというのは素人の程度次第なのですが、ド素人でも出来ることなると以下のことでしょうかね。
・プラグ交換
・CDI交換
・エアクリーナー清掃
・タイヤ空気圧点検
ド素人とまではいかなくてもどちらかというと素人という場合は以下のことまではなんとか可能かもしれません。
・ブレーキパッド交換
・プーリーやベルト周り交換整備また、人によっては次のことも可能ですかね。
・シリンダー周り分解組み立て
・ブレーキ周り分解組み立て
しかし、クランクまで手を出すには相当の知識や経験が必要となりますね。
初心者の方は、まずは一番上の比較的簡単に出来ることをやってみましょう。
それでも改善しない場合は、マフラーやシリンダー周りといった順番でやることになると思いますね。
ノーマルスクーター系におけるパワーダウンの多くはマフラー詰りが原因で、交換が一番手っ取り早いです。
まあ、焚き火にくべて30分ほど焼いてみるとある程度の回復が望めるのですが、周りのステンカバーが黒焦げになってしまって汚いでしょうね。
後はよく気が付かずに乗っているのは、ヘッドガスケットの吹き抜けですね。
ノーマル+CDI変更くらいでも比較的簡単に吹き抜けます。
これをチェックするためにはエンジンヘッドを外さないと分かりませんので、そこそこ詳しくないと大変な作業になります。
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2008.10.31 Friday
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原付の修理に用いる工具について
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原付の修理を自分でする場合に欠かせないのが工具ですよね。
では、原付修理用の工具にはどのようなものがあり、どれくらいの費用で手に入るのでしょうか?
簡単にみていきましょう。
さて、工具を揃えるわけですが、何も30万円するスナップオンとかのツールボックスフルセットなどを買えと言っているわけではありません。
最低限の工具を集めることが大事なのです。。
ドライバーはプラス・マイナスをそれぞれ大小2本ずつ、ラチェット・ソケットセット、ソケットのサイズですが、8、10、12、14、17、19を揃えれば当面はOKですね。
そしてメガネレンチです。
こちらもラチェットのものと同じサイズが入っているセットを買ってきましょう。
スパナは別に無くても結構(最初から使うと変なクセつく
あとは適当でいいのでペンチ、ハンマー、真鍮ワイヤーブラシ、プラグレンチ、ウェス(キッチンタオルでも可)、油差し、余ったエンジンオイルなどを集めます。
それと本屋さんでメンテナンスの本を買ってくるのもよいかもしれません。
これらをホームセンターなどで売っている格安工具(1000円くらいのラチェットセットetc)で揃えれば、1万円もあれば充分すぎるほどお釣りが来ると思いますよ。
そしてメンテナンスの本を見て、自分が出来そうなものから選んでやる。
1つの作業ができれば、以降の難しい作業もできるような気がしてきませんか?
その内、絶対足りない工具とかが出てくるでしょうが、その段階までくればもう何を買うべきか分かってることでしょう。
その時に、よい工具を買うということで全然遅くありません。
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